CASE01 SETA
郊外で快適に暮らす住宅 -ロングライフデザイン-

変わらないものと変わるものを分けて考える。
ロングライフデザインとは、高性能な住宅システムをベースに、安心して、快適に、自由にそして長く大切に住める住宅をデザインすることです。ロングライフを考えてデザインしていく場合、「変わるもの」と「変わらないもの」に分けて考えると何をつくるべきかが見えてきます。例えば、太陽の方向や年間を通じた風の流れなどの、その敷地の置かれている環境は大きくは変わらないもの。しかし、そこに住む家族のライフスタイルは子供が成長するとすぐに状況が変わってしまいます。だからこそ、現時点での家族構成だけをたよりにプランを設計してはいけない。60年という長い歳月の中で、家族ひとりひとりの変化を想像しながら、その時々で本当に快く機能する家づくりを考えています。
設計コンセプト
必要な空間をその時々でプランニング。

必要な空間をその時々でプランニング
重量鉄骨FREXのシステムを存分に活かし、寝室と水廻り以外の2階部分は柱のない大きなフリースペースにしました。その中に4種類の別々な機能を持った「ロングライフBOX」という箱(収納システム)を組み合わせてレイアウトすることで様々なスペースを創出します。

ロングライフBOXで空間を創出
例えば、書斎というとこれまで「男の隠れ家」というように扱われてきましたが、最近では主婦も、有職かどうか、子供がいるかどうかに限らず、書類を沢山持っています。そこで、こうした書類を収納するための可動式の「スタディBOX」を考えました。家族それぞれが専用のスタディBOXを持ち、好きな場所へ移動することで、BOXの周りに場が生まれます。
ロングライフBOXには、他にクローゼットBOX、AV BOX、ユーティリティBOXがあり、これらを組み合わせて部屋として区切ることも可能になります。ライフスタイルの変化に合わせて、必要な空間をその時々でプランニングする、まさに「ユニバーサル空間」を実現します。
前述のロングライフBOXやスライディングドアの採用によって、もはや間取りという固定観念に縛られることなく、たとえば、ホームパーティの際には、全てのBOXを部屋の隅にまとめ大空間を作ることもできます。
暮らしを彩るお役立ち情報
間取りを限定しない、フレキシブルな、眺めのいい空間を。

空間にヌケを設けたり、ガラスの間仕切りなど透ける素材を採用したり、空間の連続性を見せる設計を施し、端から端まで見通せる気持ちの「ゆとり」を享受できます。
さらに、家の中から庭を通し、自分の家が見える、実に見通しのいい家でもあります。